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さよならジキル、また来てジキル?

お久しぶりです。しんたろーでございます。

もう日にちを置きすぎて忘れられてるかもしれませんね。
需要はないかもですが、ブログは続けていくのでよろしくです。

それでは今日はジキルの話。

よろしければ追記からどうぞ


「えっとねぇ、屋敷に置くって話はいいと思うんだぁ。どう考えても定員オーバーだし、増えた経緯もそれはしょうがないよねって感じだったしさぁ。ハドちゃんさんが決めたんならオレも特に文句はないし、左脳もおんなじだと思うよ?でもさぁ、…ハドちゃんさん顔ってみんなあんな感じなの?キャラ濃すぎない??」

「分かってる…僕が一番分かってるさ…」




ここまで、混沌である。



さて、久しぶりのところ申し訳ないが、どう整理したものか困っていた案件の説明をようやく処理させて頂こうと思う。

ジキルの件だ。

ジキルといえば、あの声だけのアドバイザー、自称カップル応援目的の神様代理、蛇?の一匹、姿こそ最後まで見せなかった彼のことだ。

その彼は「役目を終えた。やっと眠れる」と晴れやかに笑って(顔は見えないので、そのように感じただけだが)、とうとうかえるべきところにかえってしまったのだが、その彼の遺したものが上述するカオスの根源だったりする。


「別に恨みとかはないさ。私としては推しが推しとくっついたんだ。この上ない幸福だよ。嘘じゃないとも。でも、一応長く働いたから、ご褒美が欲しくなってしまうんだ。許しておくれよ」

夢の中で、そう言った彼に、隣にいたハイドはうなずいて、「僕にできることなら」と言った。ジキルはそれに満足げに(これも私がそう感じただけだが)頷くと、誰かを呼んだ。

現れたのは、短く髪を切っていることや大きな獣耳以外はハイドに瓜二つの顔をしている、…メイド服を着た青年だった。


ハイドと瓜二つでメイド服を着た犬耳の青年が来た。


「彼は、蛇?の記録(データ)を全て集めてあれこれこねくり回して作った狛犬みたいなものかな。…簡単に言うとペットみたいな感じ」

「まって???」

「ペットなんて酷いわご主人ちゃん!せめて愛犬って呼んでちょうだい!!」

「まって???」


混乱しているハイドの静止を一切スルーして、繰り広げられるボケ倒しの地獄に内心腹筋を痛めながら、簡単に言葉を整理する。


『…そこのメイドさんが、ジキルの狛犬??のようなものであるのは分かった。いくつか聞きたいところがあるけれど、ご褒美の件にそのメイドさんは何か関係があるのか?』

「まぁ、僕は役割を終えたからあるべきところに帰らなくてはいけない。これは、蛇?の宿命だし、僕としてもさっさとお暇をもらいたかったからね、別に悲しむことでも惜しむことでもない。けど、そこの彼は違う。僕と違って蛇?じゃあないから連れてはいけないし、まぁ連れてく気はないんだけど。かといって彼も一人では生きてはいけないんだ。多分寂しくて死ぬんじゃないかな。それはちょっと僕の本意じゃなくてね」

「彼は、左脳くんたちと同じところから来たものでね、それに手をあれこれ加えて作ったお世話係兼記録装置なのさ。神様がばら撒いた端末の全ての人生と人格を記録して在り方に反映してきた、我らの総意なのさ。流石にこのまま何も証を残さず消えてしまうのは、寂しくてね。記録を残したいなんて人間らしすぎて、蛇?としては欠陥なんだろうけど」

「…僕たちは記録と観測に特化しているんだ。その気持ちは持っていて、当然だと思う。寧ろ、君が何か残したいと思ってくれたことが、僕は嬉しい。僕は君たちに随分と酷いことを強いてしまって来たから」

「…酷いことじゃないのさ。意思があるが元は道具。使用目的に従って使ってもらえることがこの上なく幸せなことなんだ。勝手に不幸にしないでおくれ我が君」

「…ありがとう」

「それに我が君が暴君なのは今に始まったことじゃないさ☆」

「…お前、もう少し働く気ない??」

「あっっははははwやめとくよ。ブラック労働はたくさんだww」



会話に首を傾げながら、メイドさんは困惑したように聞いた。

「えっと、つまり、アタシたち転属ってことでいいのかしら??」

「あぁそうだね。栄転だよ。ほら、君とおんなじ顔の素晴らしいオーラを放ってる方がいるだろ。あの方カミサマだから。今度からきみ社長代理じゃなくて社長のところで働くんだよ」

「あらまぁ大出世」

『会話が軽いな』

「今生の別れじゃないもの。アタシたちが記録しているのだから、ご主人ちゃんはアタシたちとずっと一緒よ」

『そう言うものなのだな』

「…人数が増えるから、慎二の負担になると思う。だから、安易には叶えてやれないけど、でも僕は叶えてあげたい…」

『…まぁ、しばらく屋敷待機になってしまうかもしれないが、ジキルののぞみは彼の生存だろう?なら、いくらでもやりようはあると思う。それに叶えたいのは私も一緒だ」

「…うん。分かった。ジキル。こいつの面倒は僕が…と言いたいけれど僕たちがみる。それでいいか?」

「うん。これで本当に心残りはない」

「…ちなみにこいつの名前は?」

「ん?【ジキル】」

「ジルちゃんって呼んでね♪新しいご主人ちゃんと可愛いお嬢ちゃん❤︎」

「同じ名前なんだ…」




そんなこんなで彼は大きなトランクをひとつ抱えて、我が家にやってきた。ジキルという存在が消えて、ジキルという存在が増えた。何を言ってるかややこしいと思うが、つまりそういうことなのである。

ちなみに彼の雇用主はハイドなので、彼は私のタルパではない。
現在は専ら屋敷待機組だが、強烈なキャラクター性でいろんなところを賑やかにしている。(左脳は楽しそう。)


とりあえず、代役のジキルの話はここまでだろうか。

メイドのジキルが持ち込んだトランクでまたひと騒動あるのだが、これも長いから別の記事にしよう。

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それでは今日はここまで

閲覧ありがとうございました。
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しんたろー

Author:しんたろー
エキセントリックな思考の虫。
INTP性格型。

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